「存在感」
それは仕事をする上で、特に出世を目指すならばとても重要な要素です。
なぜ重要なのかについては、別記事の「誰でもできる。20代で出世コースに乗る5つの行動」で解説しているので、ぜひ読んでみてください。
でも具体的にどうすれば存在感をアピールできるの?
誰にでもできるの?
と不安に思うかもしれませんが、大丈夫です。
本記事では、少し意識するだけでできる「存在感」をアピールする方法をお伝えします。
今日からできる、存在感をアピールする5つの具体的行動
社内では声量1.1倍、報告時は1.5倍
存在感をアピールするために声量を意識することは、簡単で効果も大きく大変おすすめです。
事実、前職の会社で出世している人において、声が大きい人が非常に多いでした。
声量が大きいことは、「やる気がある」、「安心感がある」、「頼りがいがある」という印象に直結します。
結果、あなたの存在感がアップし、重要な仕事を与えてもらえるようになったり、周囲からの評価が上がったりします。
もちろん、叫ぶような大声では周囲から耳障りに思われてしまうため、社内での声量をほんの少し大きくすることで(1.1倍ぐらいのイメージ)、存在感をアピールできます。
声量を上げることで、対面して話している相手からの印象アップに加え、その会話が聞こえている周囲のメンバーにもあなたの存在が無意識に認識され、効果的な存在感アップが期待できます。
報告会の時はどうしたらいいのかな
プレゼンなどの報告時は、1.5倍程度の声量を意識しましょう。
特に若手の頃は、プレゼンのスキルもまだ身についていないので、内容だけで勝負することは正直難しいです。
しかしながら、声量だけでも大きくすることで、存在感を印象付ける事に加え、将来性を感じ取ってもらうことができ、プレゼン内容の未熟さをカバーすることができます。
ぜひ、社内での声量アップを意識してみてください。
短時間で済む雑務を最速で対応
働いていると必ず付いて回るのが「雑務」です。
メイン業務に支障が出ることもあるのでとても厄介ですね。わかります。
しかし、雑務こそチャンスと思ってください。
あまり頭を使わなくても、手を動かせばすぐに終わらせることのできる雑務は、最速で終わらせてしまいましょう。
そもそも雑務を依頼する上司としては、やってもらって当たり前と思っており、普通にやるだけでは評価には影響しません。
ですが、驚くほど最速で終わらせればどうでしょうか。
もうできたの!?
と、単なる雑務が評価アップの業務に化けます。
上司の中であなたの存在感が一気に上がるでしょう。
ぜひとも雑務を上手く利用してみてください。
上司が得意な分野で質問する
上司があなたと話していて、気分良く感じるのであれば、それはあなたの存在感のアップにつながります。
ご機嫌を取るために、いわゆる「よいしょ」するというのも一つですが、あまりやり過ぎると不自然ですし逆効果になる場合もあります。
もっといい方法ないかな
そこで、仕事の内容で特に上司が得意としている分野について、積極的に質問してみてください。
人間は誰しも頼られると嬉しいものです、特に自信のある分野については。
質問をすることで、上司は気分が良くなり、さらには、あなたに対して「やる気がある」、「将来性がある」、「仕事を任せたい」と思うようになります。
なるほどっ
ただし、難解すぎる質問は、機嫌を損ねてしまう可能性があるので避けるようにしましょう。
話したことのない社員さんとも話す
存在感は、例えば上司からあなたに対する1対1の関係のものもあれば、漠然と社内全体からあなたに対するものもあります。
例としては、社内の誰かにあなたの名前を出したときに、
「〇〇さんって、名前よく聞くね。頑張ってるらしいじゃん」
という類のものです。
周囲から認知されていればいるほど、上司もあなたのことを自信を持って昇進させられると感じるため、社内の多くの人と関わるようにしましょう。
さらに、事前に存在が認知されていると、仕事面で関わりがあった際に圧倒的に仕事がスムーズに進むので、一気に評価アップに繋げることもできます。
人の存在というのは、人伝いに自然と広がっていくものなので、これまで話したことの無かった社員さんとも話してみて、その広がりの起点作りをしていきましょう。
イベント事の担当を率先して引き受ける
コロナの影響で会社のイベントはかなり少なくなったかもしれませんが、スポーツイベントや、小規模な飲み会などは実施している会社があるかと思います。
そのような、業務以外のイベントこそ、ぜひ率先して担当を引き受けましょう。
もしくは、担当をふられたのであれば、イヤな顔をせず引き受けましょう。
任せてくださいっ
仕事は毎日コツコツと頑張って評価を積み上げるものですが、このようなイベントを率先して引き受けてくれる人材は大変貴重であり感謝されます。
仕事とは関係のないイベントであるにもかかわらず、仕事の評価を急激に上げることができます。
結局のところ、上司も人間です。感謝する相手に対しては、それ相当の評価を与えたいと思うものです。
こいつは伸ばしてやりたい
コロナ禍でイベント実施のチャンスが減っているからこそ、率先して担当を志願して少ないチャンスをものにしましょう。
まとめ
以上、「今日からできる、存在感をアピールする5つの具体的行動」でした。
今日から存在感をアピールして、社内での評価をアップさせましょう。
出世の後押しや、仕事のやりやすさに繋がってくることでしょう。