【体験記】Web制作の学習開始から『初案件納品』までの戦い

よし、HTMLとCSSがちょっとずつ分かってきたぞ!

あれ、でもこのまま勉強して実際に案件をゲットする流れが全然イメージできないや。笑

そうですよね。最初は誰もがぶち当たる壁です。

最初は学習を進めることで精一杯だけど、学習が少し軌道に乗ってきた頃に「初案件ってどうやって獲得するんだろう?」と悩みます。

実際に僕も学習をやり始めてから少し経った頃、そんなことを思うようになりました。

みんな思うことは一緒なんだねー。

そうです。そこで今回は、勉強を始めてから初案件を納品するまでの僕の実体験を書きたいと思います。

良いと感じていただいた部分はロードマップ代わりに、反省点は反面教師として参考にしてみてください。

【体験記】Web制作の学習開始から『初案件納品』までの戦い

目次

「Web制作学習開始&プログラミングスクール入校」編

まずは学習を始めた当初のことを教えてよ

はい、お話します。

まず前提として、僕はプログラミングの「プ」の字も分からないところからのスタートでした。

お恥ずかしいお話、プログラミングって基本的に英語で書かれているということも知らず、全部暗号みたいなものを覚えるんだろうな。と思っていました(笑)

ポジティブにとらえると、「おっ、英語なら暗号よりマシだな」っと思えたことです。

当時、いろいろなネット情報を調べて、Web制作をするならまずはHTMLとCSSを学ぶということを知り、基礎本を1冊購入。

さらにはみんな大好きプロゲートももちろん1周だけやりました。

プロゲート、僕もやったよ―

よければこちらの記事もご参考ください。

ですがなかなか順調というわけにはいかず、最初は慣れない部分と分からない部分が多すぎて「?」「?」「?」という感じ。

じっくり時間をかけて調べると解決できることは多いものの、非効率だなと感じたこと、また、HTML・CSSを学んだあとの進め方がイメージできず、道しるべとなるものが欲しく、すぐにスクール入校を決めました。

スクールに関しては、ネット上では賛否両論ですが、僕の場合は入校して正解だったと自信を持って言えます。

僕の入ったスクールのフリーランスコースは、カリキュラムをオーダーメイドで作ってくれ、進み具合によって都度前倒ししてくれたので、やる気があればあるほど学習を早く進めることができる環境でした。

そもそもスクールは、やる気を起こさせる場所ではなく、やる気のある人を後押しする場所だと考えているので、やる気がある&学習を効率よく進めたい人にはぜひオススメします。

なるほど。主体性が大切なんだね!

また自分の場合は、自身で学習できる内容を授業で教えてもらうのは非常にもったいない、という考えがありました。

そこで講師には『知識面の学習はできる限り自分でやるので、授業は基本的に質問時間にさせてください』と最初にお願いした上で、作成いただいたカリキュラムをガンガン進めていきました。

この進め方は個人的にはかなりオススメです。

学習において、不明点の解消という部分に非常に時間がかかることが多く、そこをすぐ聞ける環境というのは大変効率的です。

ちなみに在籍していたのはこちらのスクールです。ご興味あれば無料相談でお話を聞いてみるのがおすすめです。

こちらの記事もよければご参考に。

「JavaScript(jQuery)学習 & ポートフォリオ制作」編

JavaScript(jQuery)学習

HTMLとCSSの基本が理解できたら次はどうするの??

HTML・CSSの次はJavaScript(jQuery)を学びました。

ご存じの方もいるかと思いますが、JavaScriptを使うことによって、Webサイト動きをつけることができます。

スクロールしたらフワッと現れたり、クリックしたら画面が表示されたり、タブメニューを実装したり・・・他にもたくさん。

Webサイトが一気に華やかになります。

さてここでも壁にぶち当たります。

HTMLやCSSはいわゆる「マークアップ言語」と呼ばれるもので「プログラミング言語」ではありません。

えっっ!?そうなの??

そうです。一方でJavaScriptはプログラミング言語であり、今までとは雰囲気がガラッと変わります。

変数やら、関数やら、なんか難しい。。

勉強のコツとしては、よく分からなくても、完全に理解しようとはせず、マネでもいいのでとりあえずコードを書いてみる。

そして、部分的にいろいろいじってみて、「ここを変えるとこんな動きになるんだ」といったように構造を理解することです。

正直、一度理解できたコードに関しては、今後コピペで使っていって全然問題ありません。

大切なのはコードを暗記することではなく、理解することです。理解した上であれば、積極的にコピペして良いでしょう。

ポートフォリオ制作

JavaScriptの基礎が最低限理解できたら、ひとまずこれまでの知識を総動員してWebサイトを作ってみました。

いわゆるポートフォリオ用の架空サイトですね。

やはりプログラミングスキルが一番伸びるのは、本を読んでいるときでも、動画学習している時でもなく、実際にWebサイトを作っている時です。

分からないことを嫌でも調べることになるので、問題解決力や自走力が身につきます。

なので、不安はあると思いますが、あまり基礎学習に専念しすぎず、早め早めにサイト制作に着手することをオススメします。

よし、Webサイト作っちゃうぞー!

ここで自分もこれまでに学んだHTML・CSSの・JavaScriptの知識でポートフォリオを制作しました。

ここで大切なのは、「自分のスキル感は一旦忘れる」ということです。

自分のスキルでできる範囲でサイトを作ってしまうと、ほとんど得るものがなく、学習機会を損失してしまいます。

できる範囲ではなく、作りたいものを意識して、制作を進めましょう。

必然的にググる回数も増えるはずなので、ググり力や考えるチカラが身につきます。

なるほど、常にチャレンジ精神だね

「初案件獲得~納品」編初案件獲得

~初案件獲得

さていよいよ初案件対応です。

よく考えると、初案件って人生で一度しか経験できないことなんで感慨深いですねぇ。

まぁこんなことを言えるのも今となってはという訳で、初案件対応中は怒涛でした。

ワクワク!でもどこで案件ゲットしたの??

はい、もはや王道ではありますが、僕の場合は初案件を獲得したのはクラウドソーシングサービスでした。

クラウドソーシングサービスとは、発注者が提示した仕事に対して応募者が申し込みし、応募者の中から気に入った人を選んでお願いするといったものです。

お仕事のマッチングサービスみたいなものですね。

へぇー。それはラクだね。

いえいえ、全然ラクではありません。

このようなサービスは基本的に応募者比率が多いので、倍率がものすごいことになります。

下手すると100倍近くの倍率になることもあります(笑)

やばっ

基本的にWeb制作関連はWordPress案件が多数を占めるのですが、当時僕はWordPressのコーディングなんでできなかったので、HTML・CSS・JavaScriptでできる仕事はすべて申し込んでみるといったスタンスでした。

何件申し込んだかも忘れましたが、ひたすら申し込みしていく中で、ついに、ついに、返信が!

「LP(ランディングページ)のコーディングをお願いします」とのこと!

一気に鼓動が早まって、気持ちが高ぶったのを覚えています。

もちろん受注契約し、人生初のWeb制作案件ゲット。

幸先の良い滑り出し。と思いきや、これ結構やらかしています。詳細は次のセクション「初案件対応~納品」編へ

初案件獲得~納品

さて、やらかしたという話なのですが、そもそもなぜ今回受注できたかというと、申込み人数がかなり少なかったからです。

なんでなんで??

主な理由は2つです。

(理由1)価格が安い

今回のLP案件は15,000円で提示されており、LP案件の中ではかなり安い方でした。

ただし、初案件はタダでもやってやるというぐらいのスタンスでいたので、金額面は全く気にしていませんでした。

(理由2)納期が短い

申込者が圧倒的に少なかった理由はこちらですね。

納期が短い!

正直納期もあまり気にせず手当たり次第に申し込んでいたのですが、よくよく見てみると、、、『納期5日後』

5日後!?

一気に緊張感が爆上がりです。

それヤバ過ぎでしょww

災難はまだまだ続きます。

送られてきたデータはPhotoshopデータ。

Photoshop!?

基本XDかFigmaで送られてくるだろうという変な思い込みもあり、Photoshopなんて使ったことはなく、即インストール。

初日は、photoshopでのデザインカンプの取り扱い方法を調べるのに半日ほど使い、あとはクライアントとの打ち合わせ、コーディング準備で終了。

本当にできる見込みがないのであれば、お互いのために断るべきですが、今の実力ならギリギリできるだろうとの変な自信もあり、必死で頑張ることを決めました。

本当にやばい時は断る勇気も大切

夜中0時(実質2日目突入)。日が変わった頃から実際にコーディングに着手です。

この5日間は寝れないことを覚悟しました。

また、5日後に見せて仮に修正が発生した段階で納期遅延になることが確定するので、それは絶対に避けたいと考え、クライアントには毎日30分程度打ち合わせをお願いしたいと提案しました。

その日その日でできている部分を確定していって、最終日に修正が発生しないようにする工夫です。

おっ、考えたね。

今回コーディング量は結構多かったのですが、幸いにも複雑なコードを書く必要はありませんでした。

また、スマホのデザインカンプがなかったため、見方を変えれば自身で「よしな」に制作できたことで、効率よく時間が使えたことから、コーディングは比較的スムーズに進めることができました。

そしてついに、、4日目にして・・・完成!!!

5日目にクライアントと最終チェック&アップロード。

毎日打ち合わせしていただいたこともあり、最終日に修正はなく無事にOKをもらえました。

頑張ったね!!!

その時の達成感は半端なかったです。(睡眠欲も半端なかったです)

さらには納品した時、『ありがとう』と言ってくれたのは本当嬉しく、ものすごく心の支えになりました。

サラリーマン時代には感じることのなかった気持ちです。

いいねぇ。Web制作の醍醐味だね。

こんな感じで初案件は幕を下ろしました。

実案件の対応は緊張感の中、必死で取り組むので、スキル・経験ともに一気に伸びた感触がありました。

おそらく初案件は、みなさんいろいろなエピソードを抱えていることと思います。

不安も大きいとは思いますが、誰もが通る道、ぜひあなたなりのエピソードを体験してみてください。

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