出世したら仕事忙しくなるから嫌だなー
そこそこの給料でいいからラクに仕事したい
理想のワークライフバランスを保ちたい
これを読んでいるあなたもそのように思っていませんか?
安心しください。
そう思うのは全然恥ずべきことではありません。
実際、近年は出世したくないと考えている社員が結構いますし、僕が働いていた会社でも一定数は必ずいました。
でも、いくら出世したくないと言えど、わざと仕事を失敗して嫌われるのもイヤですよね。
そこで、僕が実際に職場で多くの人を見てきた経験から、嫌われずに自然と出世しにくくなるような行動を伝授します。
こっそり伝授。出世したくない人がとるべき3つの行動
上司とのコミュニケーションを積極的に避ける
まずはじめに、出世するために大切とされる項目をいくつか挙げてみます。
- 仕事で成果を出している
- 後輩や部下のマネジメントができる
- 上司から人間性を評価されている
1、2の項目は言うまでもありません。
仕事やマネジメントができる人は出世しやすいです。
ただし、出世したくないからといってい1、2をわざと悪い報告に進めるは気が進みませんよね。
下手すると仕事が全く出来ない奴というレッテルが貼られてしまいます。
それは嫌だなぁ
そこで、出世しにくくなる方法として、3の「上司からの人間性の評価」という点に注目しましょう。
出世の可否をペーパーテストや面接試験で全て判断するという会社は、まだほとんどありません。
結局のところ、上司からの評価が出世の判断材料に大きく寄与しているのが現状です。
ふむふむ
仮にモノづくりをする会社であっても、基本的に仕事は人と人とのコミュニケーションの中で成り立っています。
上司からすると、あたながどんな人間で、どんな性格で、どんなことを考えているのか、つまりどんな人間性なのか分からなければ、大きな仕事は任せたくありません。
すなわち、出世させるわけにはいかないのです。
では、人間性はどのようにして評価されるのか。
それは会話など直接コミュニケーションを取る際に9割方決まります。
実際に出世する人は、上司と頻繁にコミュニケーションを取っている人が多いですし、上司も人間なので、普段からよく話す部下は出世させてやりたいという情もわきます。
逆に言えば、積極的にコミュニケーションを避ければ、人間性が評価されにくくなり、出世しにくくなるということです。
なるほどなるほど
出世したくないという人は、世間話なども含め上司と話す機会を減らしてみることをオススメします。
存在感をできる限り消す
存在感のある社員は出世する傾向にあります。
もちろん良い印象で存在感があれば、確実に出世に進んでいくでしょう。
仮に悪い印象で存在感があっても、場合によっては期待を込めた成長枠として出世させる場合も結構あります。
存在感って大切なんだねー
一方で存在感がなければ、上司は評価しにくくなりますし、成長枠となることもほとんどありません。
つまり、存在感をできるだけ消すことで、出世しにくくなります。
では、どのように存在感を消すのか。
出世したい人向けに書いた別記事「今日からできる。存在感をアピールする5つの具体的行動」の内容と反対の行動を取ればオッケーです。
ぜひ一度読んでみてください。
存在感をアピールする具体的行動
- 社内では声量1.1倍、報告時は1.5倍
- 短時間で済む雑務を最速で対応
- 上司が得意な分野で質問する
- 話したことのない社員さんとも話す
- イベント事の担当を率先して引き受ける
上記の内容と反対の行動を取れば、しだいに存在感が薄まり、出世しにくくなることでしょう。
働く環境を変える
出世を避けるために、働く環境を変えることは非常に効果的です。
具体的には、別の部署に異動する、もしくは、別の会社に転職するの二点です。
さて、仮に同じ能力の二人が同じ職場にいたとして、ひとりは入社からずっと同じ部署、もうひとりは別の会社から入社してきた人とします。
主にどちらが先に出世するでしょうか。
答えは前者の「入社からずっと同じ部署にいる人」です。
もちろん能力差や努力次第では、逆の結果になります。
ですが、基本的には入社からずっと同じ部署にいる人の方が信頼面と存在感で勝るので、同じ能力だと出世しやすいです。
つまり、出世を目指さず、のんびり仕事をしたければ、異動や転職で働く環境を変えることは効果的な選択です。
気楽に働きたいなぁ~
実際に僕が働いていた部署に他社から転職してきた人たちも、同世代の社員に比べ出世は遅く、のんびりと仕事ができていました。
【補足】出世したい人は、転職後でも努力や能力で十分出世できるのでご安心を!
このまま今の環境で働いていれば、否応なしに出世して忙しくなりそうだな。。。
そう思ったならば、異動や転職で働く環境を変えてみることをぜひオススメします。
まとめ
以上、こっそり伝授。出世したくない人がとるべき3つの行動でした。
近年、ワークライフバランスが重要視されてきており、出世を目指さずにのんびりと仕事するというのも一つの働くスタイルになってきています。
一度、自分の理想とする働き方を見つめ直してみてはいかがでしょうか。